鉄スクラップ:最高値更新-需給ひっ迫背景に新規参入者買い占めも

日本鉄源協会(東京都中央区)が26日公 表した国内主要3地域での3月第4週の鉄スクラップ平均価格(東京、名古屋、 大阪:標準品H2)は、1トン当たり5万608円と、前週比で733円 (1.5%)上昇した。国内のスクラップ不足と韓国などの輸出需要増、国内高 炉メーカーの消費増を背景に、昨年12月4週以降、3カ月間高値を更新し続 けている。

改正建築基準法の影響で国内のスクラップ供給が減少しているうえ、「韓 国など輸出需要や、JFEスチールなど高炉各社のスクラップ使用量が増え、 需給ひっ迫が続いている」(横浜市のスクラップ事業者、影島興産の影島一吉 社長)。

一方、鉄源協会の林誠一・主任研究員は「昨年末以降の価格高騰は海外需 要だけで説明が難しく、国内で新規参入の流通事業者が買い占めであおってい る側面もありそうだ」とみている。

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