米MGIC:株式、転換社債で7億4500万ドル調達-資本増強(2)

米住宅ローン保険最大手のMGICイン ベストメントは25日、2007年10-12月(第4四半期)が過去最大の赤字と なったことを受け、株式売却と転換社債の起債により7億4500万ドル(約 740億円)を調達した。

MGICの発表によると、引受業者はMGIC株3730万株を1株当たり

11.25ドルで販売した。さらに、3億2500万ドル相当の社債の発行でも合 意。同社は当初、3億5000万ドル程度の新株発行増資を想定していた。

MGICは第4四半期が14億7000万ドルの赤字となり、格付け会社フ ィッチ・レーティングスは2月25日に、財務力格付け維持には資本増強が必 要との判断を示していた。

クレジットサイツのアナリスト、ロブ・ヘインズ氏は、既存株主の利益の 希薄化を招くとしても、MGICには株式売却のほかに「選択肢はない」と指 摘。「現時点で資本増強が必要な企業にとっては、予想を上回る規模の資金調 達ができることは常に朗報だ」と述べた。

ニューヨーク市場での終値は、1.05ドル(7.9%)安の12.25ドル。終値 ベースでは1992年12月28日の12.09ドル以来の低水準で、同社株は過去1 年で80%下落している。

MGICは調達資金について、「新規事業拡大の原資と通常の運転資金」 に充てるとしている。

株式売却の幹事はバンク・オブ・アメリカが務めている。表面利率9%の 株式転換型下位劣後債の償還は2063年。

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