中国工商銀07年7-12月:70%増益、3年で最大の伸び-高成長反映

時価総額で世界最大の銀行、中国工商銀行 の2007年7-12月(下期)は、純利益が前年同期比70%増と、3年前に中国 政府が資本注入して以来、最大の増益率となった。中国経済の高成長を背景と した融資拡大と手数料収入増が寄与した。

同行が25日発表した07年通期決算に基づいた計算によると、下期の純利 益は404億8000万元と、前年同期の238億6000万元から増えた。利益はブル ームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想平均にほぼ一致した。

工商銀の07年融資は前年比12%増。国泰基金管理で85億ドル相当の資金 運用に携わる范迪釗氏(上海在勤)は決算発表前に「全体として、工商銀の業 績はかなり安定している」と話していた。

決算発表は香港と上海の株式市場の取引終了後だった。香港市場の終値は

8.4%高、上海では3.6%高。

工商銀の発表によると、07年末時点の米サブプライム(信用力の低い個 人向け)住宅ローン関連証券保有高は12億3000万ドル(約1240億円)。同年 10-12月は3億4300万ドルを償却し、資産減少は総額4億ドルとなった。

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