中国銀の07年通期:31%増益、サブプライム評価損は13億ドル(2)

中国の銀行3位、中国銀行が25日発表し た2007年通期決算は、前年比31%増益と、国内で株式を公開している14行中 で最低の増益率にとどまった。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅 ローン関連の投資資産の評価額を13億ドル(約1310億円)引き下げたことが 響いた。

証券取引所への届け出によると、07年の利益は562億5000万元(1株当 たり0.22元)と、前年の428億元(同0.18元)から増えた。利益はブルーム バーグ・ニュースがまとめたアナリスト27人の予想平均(524億元)は上回っ た。

中国銀行の時価総額は79億5000万ドルのサブプライム関連資産保有を公 表した07年10月30日以来、830億ドル減少。サブプライムによる影響はアジ アの銀行の中で最大。中国の高成長にもかかわらず、サブプライム損失が利益 拡大の足かせとなった。

JPモルガン・チェースの香港在勤アナリスト、サミュエル・チェン氏は 決算発表前に、「中国銀行は国内の他行に比べ不透明感が高い」と述べていた。

決算発表は香港と上海の株式市場の取引終了後だった。香港市場の終値は

7.3%高の3.24香港ドル。上海では1.2%高だった。

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