中国銀行の07年7-12月:14%増益-サブプライム評価損が響く

中国の銀行3位、中国銀行の2007年7-12 月(下期)は前年同期比14%増益と、株式を公開している国内の銀行14行中 で最低の増益率にとどまった。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅 ローン関連の投資資産の評価額を13億ドル(約1310億円)引き下げたことが 響いた。

同行が25日発表した07年通期決算に基づいた計算によると、同年下期の 純利益は267億元と、前年の233億5000万元から増えた。利益はブルームバー グ・ニュースがまとめたアナリスト28人の予想平均(229億元)は上回った。

中国銀行の時価総額は79億5000万ドルのサブプライム関連資産保有を公 表した07年10月30日以来830億ドル減少した。サブプライムによる影響はア ジアの銀行の中で最大。中国の高成長にもかかわらず、サブプライム損失が利 益拡大の足かせとなった。

JPモルガン・チェースの香港在勤アナリスト、サミュエル・チェン氏は 決算発表前に、「中国銀行は国内の他行に比べ不透明感が高い」と述べていた。

決算発表は香港と上海の株式市場の取引終了後だった。香港市場の終値は

7.3%高の3.24香港ドル。上海では1.2%高だった。

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