クレディ・スイスの投資判断下げ、価格評価ミスの影響拡大で-UBS

UBSは25日、スイスの銀行2位、クレ ディ・スイス・グループの投資判断を引き下げた。競合行に比べた業績の「弱 さ」と保有証券の価格評価ミスの影響が予想よりも拡大するとの見通しを理由 にしている。

UBSはクレディ・スイスの投資判断を「ニュートラル(中立)」と、従来 の「バイ(買い)」から引き下げた。2008年の1株利益予想も41%下方修正し

3.26スイス・フランとした。同年1-3月(第1四半期)の評価損は総額43 億スイス・フラン(約4260億円)との見方を示した。09、10年の利益予想も 11%引き下げた。

UBSのアナリスト、フィリップ・ツィーシャング氏は25日付のリポート で「クレディ・スイスの投資銀行業績は主要な競合行に比べ弱い。また、価格 評価ミスの純利益に対する影響は当初示されたよりも大きくなる公算がある」 と指摘し、「08年は投資銀行部門の損失が続くだろう」と予想した。