住友電設がストップ高、工事採算改善で純利益予想を前期比2倍に増額

ビルや工場の内線工事に強みを持つ住友電 設の株価が午後1時以降に急上昇。ストップ高(制限値幅いっぱいの上げ)に 相当する前日比80円(21%)高の458円まで買い進まれ、1982年11月24日(28%) 以来、約25年4カ月ぶりの上昇率を記録した。選別受注を進めた結果、高採算 案件の比率が上昇し、一般電気工事の採算が良くなっている。今期(2008年3 月期)の連結純利益が前期比2.0倍の28億円に増大する見通しとなったことか ら、買いが集まった。

住友電設は午後1時にニュースリリースを公表。今期純利益予想を20億円 から28億円に40%引き上げた。新しい1株利益(EPS)予想は78円64銭と なる見通しで、24日終値時点で6.7倍だった株価収益率(PER)は5倍以下 に低下した。

会社側では収益性が向上した背景を「当期受注・当期竣工案件が増えてい るところに、採算を重視しながら受注活動を行ったことが奏功した。受注も若 干上向いており、高採算案件の比率が高まっている」(経理部の内池和彦氏) と説明した。

ブルームバーグ・データによると、午後1時から午後2時までの約1時間 は62万4000株が約定。同時刻までの累計出来高65万株の96%を占めるに至っ た。午後2時13分以降はストップ高買い気配となっている。

同社は太陽光発電や風力発電などのクリーンエネルギーの普及にも注力。 メーカーなどに工場やビルで新エネルギーを使用するよう提案営業している。 新エネルギー部門の今期売上高は20数億円となる見込み。

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