りそな:本社ビル三菱地所に売却、木場に移転-特別益1200億円来期(2)

りそなホールディングスは25日、東京・ 大手町の本社ビルを三菱地所に1620億円で売却すると発表した。本社機能の 移転が目的で2010年4月以降に同江東区木場の10階建てビルに賃貸で転居す る計画だ。1200億円に上る売却益などを原資に約2兆3000億円に上る公的資 金を含む資本の健全化やリテール(個人取引)業務の強化などを進める。

同ビルの簿価は約600億円で、差額の約1000億円を特別利益として計上 する。ただ、実際の譲渡は4月30日の予定で、売却に伴う固定資産再評価の 取り崩し益と合わせた約1200億円の利益は新年度の09年3月期に反映される ことになる。本社機能以外の営業拠点については別の移転先を検討する。

同日記者会見した細谷英二会長は現在の本社ビルが老朽化してきたことな どを移転の理由に挙げ、大手金融機関の本社などがひしめく大手町からの移転 によって「メガバンクとは一線を画し、行員にリテールバンキングに徹すると いう意識を徹底させる」と狙いを述べた。

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