モロゾフ株が反発、多ブランド化で売上拡大-利益は91年度来の高水準

チョコレートや洋菓子に強みを持つ菓子メ ーカーのモロゾフの株価が反発。ブランドの拡充で消費者のニーズを発掘、バ レンタインデーなどのイベント商戦が活況を呈した。24日公表の2008年1月期 決算は想定通り53%の営業増益を実現、92年1月期以来の高水準に回復したこ とから、買いが先行した。午前10時16分現在の株価は前日比3円(1.0%)高 の298円。

モロゾフの前期売上高は前の期比3.7%増の270億円、営業利益が同53% 増の9億6800万円で、営業利益の水準は91年度の9億9000万円に匹敵する高 水準となった。1株利益(EPS)は18円51銭。「顧客の需要が高まってい たところに、当社の多ブランド化戦略が浸透し、イベント商戦が成功した」(同 社IR担当の川越博之氏)。

ただ、「カカオや小麦粉などの原材料が想定以上に高騰しており、営業利 益ベースで3億-3億5000万円のマイナスインパクトが見込まれる」(川越氏) として、09年1月期の営業利益は前期比33%減の6億5000万円に落ち込むと 予想した。EPSは8円25銭と試算している。

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