米衛星ラジオのXMサテライトとシリウス,経営統合で司法省から承認

米衛星ラジオ放送大手のシリウス・サテラ イト・ラジオは、同業のXMサテライト・ラジオ・ホールディングス買収計画に ついて、米司法省から承認を獲得した。両社が統合されれば、米国の衛星ラジオ 放送は一社となる。

買収計画について検討してきた司法省は24日、両社が統合されて誕生する 新会社は、MP3プレーヤーなどさまざまな音声娯楽形態の普及を背景とした競 争激化により、安易に値上げによる収益確保はできないと判断したことを明らか にした。

反トラスト法(独占禁止法)当局の責任者、トーマス・バーネット司法次官 補は記者団に対し、「この買収提案が反トラスト法に抵触しないと判断した」と 述べ、両社の経営統合が「競争を著しく低下させ、消費者に不利益を与えるこ と」を示す十分な証拠はなかったと説明した。

両社は今後さらに、米連邦通信委員会(FCC)からの承認を待つことにな る。FCCのマーティン委員長は20日、同委員会としての決定が近いことを示 唆している。

この日の米株式市場でニューヨーク時間午後3時23分(日本時間25日午前 4時23分)現在、XMサテライトの株価は1.86ドル(16%)高の13.80ドル、 シリウスは20セント(7%)高の3.10ドル。

両社の株主は昨年11月13日に、それぞれの臨時株主総会で経営統合を承認 している。

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