米スリーコムの12-2月:赤字が784万ドルに拡大-税関連費用響く

米ネットワーク機器メーカーのスリーコ ムが24日発表した2007年12月-08年2月(第3四半期)決算は、税関連費 用の増加が響き、前年同期を上回る赤字となった。同社は、米投資会社ベイン・ キャピタル・パートナーズによる買収計画が国家安全保障上の懸念で撤回されて いる。

純損失は784万ドル(1株当たり2セント)と、前年同期の478万ドル (同1セント)から拡大した。売上高は前年同期比4%増の3億3640万ドル。

スリーコムは年間ベースで7年間、利益を出しておらず、179億ドル(約 1兆8000億円)規模のネットワーク向けスイッチ市場で米シスコシステムズに 売り上げを奪われている。ベインは、共同で買収案を示した中国の通信機器メー カー華為技術へのスリーコムの少数株売却が安全保障上のリスクにならないとい う点で、米当局の同意を取り付けられなかった。今回の計画撤回で、スリーコム はシスコに単独での対抗を余儀なくされている。

スリーコムの株価終値は前営業日比2セント高の2ドル。ベインが昨年9月 28日に買収案を発表してから、時価総額は10億ドル以上失われている。

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