官房長官:馬次期台湾総統の来日、要請あった段階で慎重に検討(2)

町村信孝官房長官は24日午前の記者会見で、 台湾総統選挙で当選した国民党の馬英九氏が5月の総統就任前に日本を訪問 したい考えを明らかにしたと報じられていることについて「着任前が公的な立場 であるのかないのか、そのへんはよく考えて対応しなければいけない」と述べ、 慎重に対応を検討すべきだとの考えを示した。

また、「現実に訪日の要請は来ていない。そういう話があった段階で日本政 府として考えることになる」とも述べ、馬氏側から日本政府への働き掛けは現時 点ではないことも明らかにした。

一方、馬氏の当選を受けた今後の中台関係について「『中国とよりよい関係 を築きたい』というのが馬氏の基本的な考えだ。台湾海峡の問題を平和裏の話 し合いで解決してほしいという日本政府の主張に合致すると思っており、そういう 意味では期待している」と述べた。

共同通信は23日、馬氏が同社などとのインタビューで総統に就任する前に 日米両国を訪問したいとの考えを明らかにした、と報じた。

米兵事件に抗議する沖縄での県民大会開催と日米地位協定見直し決議に対 する政府の対応:

「被害に遭われたお嬢さんには本当に心からお見舞いしたいし、こうしたこと が二度と起きないような再発防止策、体制づくりについて日米両政府および軍 で話し合いが進んでいると聞いている。少しずつ具体化していってもらいたい」

「先般の事件で地位協定に何か支障があったかといえば、その点はなかった と思っている。地位協定の運用改善をこれまでも精力的にやってきたが、今後も 必要あれば運用面で改善を図っていきたい」

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