韓国の10-12月期GDP、前期比1.6%増に上方修正-輸出好調で

韓国銀行が21日発表した2007年10-12 月(第4四半期)の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は前期比1.6% 増と、速報値の同1.5%増から上方修正された。輸出拡大と企業の設備投資増 加が寄与した。

7-9月(第3四半期)は前期比1.5%増だった。第4四半期は前年同期 比では5.7%増(改定値)と、ほぼ2年ぶりの高い伸びとなった。

韓国企業は中国や中東で輸出市場を築いており、住宅不況で消費が落ち込ん でいる米国からの需要後退を乗り切る上で助けとなっている。韓国の株式相場下 落やウォン安、原油相場の高騰で、今年の同国経済成長はやや押し下げられる可 能性がある。

米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスのエコノミスト、クォ ン・ヨンスン氏(香港在勤)は「世界の経済成長減速を背景に、輸出の伸びは鈍 化する可能性が高い」と指摘。「一段の外的リスクとウォン安、原油価格上昇で 下押し圧力がさらに増大する恐れがある」と予想した。

第4四半期の輸出は前期比7.4%増と、第3四半期の1.8%から加速した。 輸出は韓国経済の約4割を占める。個人消費は0.8%増。第3四半期は1.3%増 だった。設備投資と建設投資はそれぞれ2.1%と1.2%の増加。

07年通年のGDPは5%増と、速報値の4.9%増から上方修正された。06 年は5.1%増だった。政府は1月に08年の成長率は4.8%に減速するとの見通 しを示していた。

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