中国工商銀や英スタンダードC、香港の永隆銀の過半数株取得を提案も

中国工商銀行や英スタンダード・チャータ ード銀行などは、香港の永隆銀行に対し、過半数株式の取得を提案する可能性 がある。関係者2人が20日までに語った。

永隆銀は20日付の香港証券取引所への報告書で、マイケル・ウ会長とその 一族が合わせて53%の保有株の売却を検討していることを明らかにした。公式 発表を控えて匿名を希望する同関係者によれば、中国の招商銀行や中国建設銀 行、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ銀行)なども、株式取得 に乗り出す可能性があるという。

永隆銀の買収が決まれば、香港の上場銀行としてはこの4年余りで初めて となり、永亨銀行など他の同族経営の銀行の身売り先探しが活発化する可能性 がある。永隆銀の20日時点の時価総額は34億ドル(約3380億円)。2007 年の年次報告書によれば、会長とその一族らは合わせて永隆銀株63%を保有し ている。

永隆銀の19日の株価は9.4%高まで上昇したが、同行の大株主が保有株売 却に向けUBSとクレディ・スイス・グループを起用したとの香港紙アップル・ デーリーの報道を受け、取引が一時中断された。取引が再開された20日の終値 は前日比11%高の114香港ドル。

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