米国とアブダビ、シンガポール:政府系ファンドの規則導入で合意

ポールソン米財務長官と、アラブ首長国邦 (UAE)のアブダビ、シンガポールの政府系ファンド(SWF)は20日、情 報開示強化の規則を導入するとともに、投資を「地政学上の」目的でなく、経済 目的で行うことで合意した。

ポールソン長官と両国の当局者は首都ワシントンでの会談後に共同声明を発 表し、「開放的で安定的な国際金融システムは共通の利益だ」と言明した。

米国はSWFやその投資を受ける国に対し、国際通貨基金(IMF)や経済 協力開発機構(OECD)が草案を作成しているガイドラインへの合意を求めて いる。ポールソン長官の取り組みは、米議会内の外国人投資家に対する保護主義 ムードを緩和することなどが狙いだ。

ポールソン長官は声明文で「シンガポールとUAEは、長い歴史があって広 く尊敬を集めるファンドを保有しており、われわれに賛同することで真のリーダ ーシップを発揮している」と称賛。「米国はSWF投資を歓迎しており、IMF やOECDが策定中のイニシアチブの支持に向けて両国と引き続き努力すること を期待している」と説明した。

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