米グーグルは売上高の伸び鈍化の恐れ、米個人消費減速で-RBC

RBCキャピタル・マーケッツは20日、 インターネット検索最大手の米グーグルについて、米消費者が景気減速に対す る自衛策として支出を抑えるなか、売上高の伸び鈍化に直面する可能性がある との見方を示した。

RBCのアナリスト、ロス・サンドラー氏は顧客向けのリポートで、グー グルの2008年と09年の利益見通しを引き下げ、ウェブ上の広告を利用して購 入する消費者が減少すれば、広告主はグーグルへの広告支出を減らす恐れがあ ると説明した。グーグルは売上高の約99%を広告収入から得ている。

グーグルのエリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は今週、同社 の売上高のうち約半分は海外事業が占めるため、国内景気の減速を乗り切る上 で「好位置につけている」と述べていた。これに対しサンドラー氏は、米消費 者が消費を手控えた場合、海外部門の伸びは国内市場での売り上げ減少分を補 う上で十分でない可能性があるとの見方を示した。

サンドラー氏は「消費の弱さが認識されるときには、投資家にとっては手 遅れになっている可能性がある」と指摘。「グーグルの四半期決算は、米国は 低調でも海外事業が堅調といった流れになりつつある」と述べた。

グーグルの20日の株価終値は前日比1.55ドル高の433.55ドル。年初来 では37%値下がりしている。