ヘッジファンド設立ラッシュ、元リーマンのシェア氏10億ドル募集か

元リーマン・ブラザーズ・ホールディングス 幹部のデービッド・シェア氏(44)は、ニューヨークでヘッジファンドを創立する。 「有毒」と恐れられている住宅ローン担保証券(MBS)やその他の資産担保証券 (ABS)を売買する計画だ。

リーマンに21年在籍したシェア氏は、同社の証券化グループを率いていた。 同氏はヘッジファンド、ワン・ウィリアム・ストリート・キャピタル・マネジメン トを設立する。ヘッジファンド業界では、信用商品関連の損失でペロトン・パート ナーズやセールフィッシュ・キャピタル・パートナーズが倒れた。過去のない新し い運用者が資金を集めるには良い時期だと業界幹部らは話す。

FRMキャピタル・アドバイザーズのパトリシア・デジョンティル・ウィリ アムズ最高業務責任者(COO)は「市場混乱が機会を生み出しているし、有 能な運用者の多くが振るい落とされた今は、参入の好機だ」と話した。

事情に詳しい複数の関係者が匿名で述べたところによると、シェア氏はリ ーマンを含めた投資家から資金を集め、6月に10億ドル(約994億円)規模の ファンドを発足させる計画だ。

新ファンドの資金集めにかかわるブローカーらによると、今年9月末まで に、10億ドル以上の規模のファンドが世界で少なくとも10本計画されている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE