アジア株:1カ月ぶりの大幅上昇-米利下げや企業決算を好感

19日のアジア株式相場は上昇。MSCI アジア太平洋指数が1カ月ぶりの大幅な上げとなった。米利下げや中国の携帯 電話サービス最大手チャイナ・モバイル(中国移動)の好決算が材料視され、 米国のリセッション(景気後退)が企業の増益基調を覆すとの懸念が後退した。

オーストラリア市場では、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が 高い。米証券大手のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスとゴールドマン・ サックス・グループの決算が予想を上回ったことが好感された。円がドルに対 し下落したことで、ソニーは5カ月間で最大の上昇。香港金融当局も利下げし たことで、香港では不動産開発のサンフンカイ・プロパティーズが上昇した。

東京海上アセットマネジメントインターナショナルで10億ドル相当の運 用に携わる楊浩氏(シンガポール在勤)は、米金融機関の決算が予想を上回っ たことが最悪期を脱した可能性があるとの一定の安心感につながったと指摘し た。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時14分現在、前日比2.6%高 の136.26。このまま引ければ、2月14日以来の大幅な上昇率となる。日経平 均株価は296円28銭(2.5%)高の1万2260円44銭、豪州のASX200指数 は4%高で終了した。

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