アジア太平洋地域の債券保証料、過去最大の下げ-米証券大手決算受け

19日のクレジット・デフォルトスワップ (CDS)市場では、アジア地域の債券の保証料が過去最大の下げとなっている。 米リーマン・ブラザーズとゴールドマン・サックス・グループの決算発表を受け、 金融機関が破たんするとの懸念が後退した。

日本とオーストラリア、アジアのその他の地域のそれぞれの発行体で構成す る各指数は集計を開始した2004年以来の大幅な下げとなった。

ABNアムロ・ホールディングスの信用・証券化担当ディレクター、マー ク・ベイリー氏は、「窮地に陥っているとみられていたリーマンの決算がまずま ずの結果だったほか、破たんした銀行を米金融当局が救済するとの見方から、楽 観的なセンチメントが市場にはある」と指摘した。

モルガン・スタンレーによれば、マークイットiTraxx日本指数のCD Sスプレッドは日本時間午前9時45分現在、40ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)低下の165bp。シティグループによると、豪州指数のCDSスプ レッドは、29.5bp低下の158.5bp。CDSスプレッド1bpは 債務1000万 ドルに対する保証料1000ドルを意味する。

50の投資適格級発行体で構成するマークイットiTraxxアジア(日本 除く)シリーズ8指数のCDSスプレッドは28bp低下の173bp(バークレイ ズ・キャピタル調べ)。高リスク高利回りの20の発行体で構成する同指数は、 37bp下げて558bp。CDSスプレッドの低下は、信用の質が改善したとの認 識を示す。

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