SF作家A・C・クラーク氏死去、90歳-代表作「2001年宇宙の旅」

SF作家のアーサー・C・クラーク氏が19 日、スリランカで死去した。90歳。「2001年宇宙の旅」が代表作として知られ ている。

同氏の事務所が発表した文書によると、死因は呼吸器の合併症。クラーク氏 は晩年の20年間、ポリオ後症候群を患い、車いす生活を送っていた。1917年12 月16日に英国マインヘッドに生まれたが、56年にスリランカのコロンボに移住 し、国籍も取得していた。

ダイバーとしても知られるクラーク氏はSF界の大御所で、30作品以上の 小説が出版されており、少なくとも13の短編集や28のノンフィクション作品を 書いた。英国からナイトの称号を授与された同氏にちなんで命名された宇宙船や 小惑星、恐竜もある。「2001年宇宙の旅」はスタンリー・キューブリック氏が同 名で68年に映画化。また、45年発表の衛星通信に関する論文を現在の通信手段 の青写真としてとらえる向きもあり、クラーク氏は近未来に向けた構想を示す人 物としても知られた。

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