明治安田生命の高橋氏:米FOMC0.75ポイント利下げ-実質ゼロ金利

明治安田生命の高橋俊明エコノミストは19 日放映のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、米連邦公開市場委員会 (FOMC)が18日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75ポイ ント引き下げ2.25%に設定したことについて述べた。主なコメントは次の通り。

FOMC結果分析:

「直前の予想では、0.75ポイントや1.00ポイントだった。0.75に落ち着い たのは、流動性供給対策を考慮したものだ。矢継ぎ早に対策を打ち出している米 連邦準備制度理事会(FRB)は評価できる。実質金利は、FRBが重視するコ アPCE(個人消費支出)デフレーターや最近発表されたコアCPI(消費者物 価指数)を差し引くとほぼゼロ金利になる」

「声明内容には前回に比べ、景気とインフレに関する部分の文章が長くなっ ている。最後には追加利下げに含みを持たせている。今後4月と6月に利下げが 実施されると予想される。個人的には0.50ポイント、6月に0.25ポイント程度 を見込んでいる」

FRBの景気とインフレに対する認識:

「今回の声明文でもインフレを気にしている。前回の声明になかった言葉は、 『インフレとインフレ期待が高まっている』という部分だ。インフレについて、 不確実性が増していると指摘している」

「ただ、見通しについては『今後、数四半期で落ち着く』と予想している。 インフレが鈍化する理由として、エネルギーなど商品価格の落ち着きや資源利用 率が緩和されるとしている。スタグフレーション(景気減速下の物価上昇)は想 定していない」

--共同取材 東京 石川英美  Editor :Masashi Hinoki, Kenshiro Okimoto

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