独BMW:今年の利益は増加へ、販売好調と為替ヘッジで-CEO

高級車メーカー世界最大手の独BMWは18 日、今年の税引き前利益が増加するとの見通しを明らかにした。乗用車販売が 過去最高に達するほか、為替ヘッジにより米売上高へのドル安の影響が限られ ることを理由に挙げた。

ノルベルト・ライトホッファ最高経営責任者(CEO)は、ミュンヘンで の年次記者会見向けの講演原稿で、ドル安や米景気減速、原材料価格の上昇な ど「重大な困難」に直面しながらも、同社の利益が増加するとの見通しを示し た。

18日のBMWの株価は約2カ月ぶりの大幅上昇。同社が「実質的に」今年 のすべてのドルリスクに対しヘッジしているとのライトホッファCEOの発言 を受け、ドルのユーロに対する下落で、同社最大市場の米国での売上高の価値 が目減りするとの懸念が後退した。昨年の税引き前利益は38億7000万ユーロ だった。乗用車販売台数が9.2%増の150万台と過去最高となったほか、スポ ーツ型多目的車(SUV)「X5」の新モデルや小型車「ミニ」の販売好調が寄 与した。

18日の株価終値は1.52ユーロ(4.9%)高の32.63ユーロと、1日の上 昇としては1月24日以来で最大となった。年初来の下落率は23%に縮小し、 同社の時価総額は210億ユーロ(約3兆2900億円)となった。

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