香港株(午前):下落、中国首相のインフレ対策発言で-平安保険安い

午前の香港株式相場は下落。中国の温家宝 首相が、インフレ抑制に向けて「強力」な措置をとると発言したことを嫌気し、 ハンセン指数は7カ月ぶり低水準となった。

中国2位の保険会社、中国平安保険(2318 HK)は、中国の金融政策で経 済成長が鈍化するとの懸念から売られ、昨年6月15日以来の安値で引けそう だ。石炭大手の中国神華能源(1088 HK)は、ゴールドマン・サックスやマッ コーリー銀行が神華の目標株価を引き下げたことから、8月22日以来の安値 で取引を終える見込み。

アトランティス・インベストメント・マネジメントの運用担当者、ルノ ー・カム氏は「市場が安定するには、今年の上期が終わるまで待つ必要があ る」と指摘。「全面的に換金売りが出ている。香港市場はATM(現金自動預 払機)のようだ」と述べた。

ハンセン指数は香港時間午後零時半(日本時間同1時半)現在、前日比

244.27ポイント(1.2%)安の20840.34。この日は一時、1.8%高まで買われ ていたが、下げに転じた。このままいけば8月17日以来の安値で引けそうだ。 ハンセン中国企業株(H株)指数は3.3%安の10670.64。

平安保険は5.9%下落。神華能源は6.4%下げた。中国海洋石油(Cno oc、883 HK)をはじめ石油関連株は、原油が11カ月ぶりの大幅安となった ことから売られた。

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