中国株(午前):CSI300指数、8カ月ぶり安値-消費関連株下落

18日午前の中国株式市場で、CSI300 指数は5営業日続落。一時は8カ月ぶり安値まで落ち込んだ。政府が11年ぶり の高い伸びとなっているインフレ率への取り組みを公約したことが手掛かりと なった。

温家宝首相は今年のインフレ率4.8%の目標達成に向け、強力な手段を講 じると言明。中国人民銀行の周小川総裁は、北京で開かれている全国人民代表 大会(全人代、国会に相当)中に記者団に対し、依然として利上げと市中銀行 向けの預金準備率引き上げの余地があるとの見解を示した。

Citicプルデンシャル・ファンド・マネジメントで6億4000万ドル 相当の資産運用に携わる呂宜振氏(上海在勤)は、「当局者の発言を受け、中 国政府の引き締め措置により、企業収益の伸びが減速するとの市場の懸念が再 燃した」と指摘した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比118.18 ポイント(3%)安の3847.10。このままいけば、終値は昨年7月19日以来 の安値となりそうだ。光明乳業や瀘州老窖など消費者関連株が下げを主導。金 利がさらに上昇すれば、牛乳や酒などの日用品の消費が減少するとの懸念から 売られた。

仏食品大手のダノングループと提携している光明乳業(600597 CH)は

1.28元(9.8%)安の11.85元。中国南西部の四川省の蒸留酒メーカー、瀘 州老窖(000568 CH)は2.58元(4%)安の61.82元。

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