2月米住宅着工は17年ぶり低水準の99.5万戸か、PPI上昇へ-調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関 64社を対象に実施した調査によると、18日発表の2月の米住宅着工件数は年率 99万5000戸(中央値)と、前月から1.7%減少したもようだ。住宅不況が収ま る兆しはなく、着工件数は17年ぶりの低水準に落ち込んだとみられる。

先行指標となる住宅着工許可件数は、年率102万件(40社の中央値)と、 1月の106万1000件(改定値)から減少が見込まれている。

米金融当局は経済に打撃を与える金融危機を食い止めるのに必死で、市場は 同日開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)での1ポイント利下げをほぼ完全 に織り込んでいる。住宅価格が下落し、貸し手が融資基準を厳格化するなか、住 宅市場の安定化を実現するのは難しそうだ。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、マイケ ル・グレゴリー氏は「住宅セクターが引き続き経済成長の足かせになるだろう」 と指摘。「今後、住宅着工の水準で一段の調整があり、在庫削減に寄与するだろ う」と述べた。

住宅着工件数は、米商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発 表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは95万-108万戸。

午前8時半に米労働省が発表する2月の生産者物価指数(PPI)全完成品 は、前月比0.4%上昇(68社の中央値)が見込まれる。1月は同1%の上昇だっ た。食品とエネルギーを除くコア指数は同0.2%上昇(65社の中央値)と予想さ れている。

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