バイロン・ウィーン氏:米国株は「底値」に近づいている可能性も

米ヘッジファンド、ピーコット・キャピタ ル・マネジメントのチーフ投資ストラテジスト、バイロン・ウィーン氏は10日、 S&P500種株価指数が年初から13%下落したことで、米国株相場は「底値」 に近づいている可能性があるとの見方を示した。

ウィーン氏は、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米国株 相場は「変曲点(状態が変わる点)の近くにある」と指摘。「変曲のタイミング を正確につかむのは難しいが、過去1週間の出来事により、底値に近づいてい る確率は高まった」と語った。

17日のS&P500種は、日中の最安値が弱気相場入りまであと0.4%ポイン トの水準だった。

同氏は「今は状況を見極める時だ」と指摘。「最終段階はひどい状況になる ことがある。強気相場の初期段階が大きな利益につながるのと同じようにだ」 との見方を示した。

同氏は昨年初め、S&P500種は1600ポイントを超えると予想。実際は

1565.15ポイントに上昇して過去最高値を記録したものの、結局1468.36ポイン トで昨年の取引を終えた。2006年の年間騰落率もプラス14%だったため、同氏 の予想(マイナス5%)は的中しなかった。一方、05年は同プラス3%と、1994 年以来の小幅な上昇となったため、予想(ほぼ変わらず)通りになった。今年 の予想は同マイナス10%。

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