短期市場:翌日物0.50%上回って推移か、資金需要強い-連日供給も

短期金融市場の無担保コール翌日物は、 日本銀行の誘導目標である0.50%をやや上回って推移する動きが継続しそう。 前日から3月分の準備預金の積み期間に入ったことや決算期末を意識した取引 で金融機関の資金需要は強いとみられる。朝方に翌日物金利が上昇すると、日 銀は前日に続いて、即日分の資金供給オペを実施する可能性がある。

週明け17日の翌日物の加重平均金利(速報)は、前週末に比べ0.027ポ イント高い0.51%となり、13日以来の高い水準となった。17日から準備預金 の新しい積み期間(3月16日―4月15日)に入ったことなどで金融機関の資 金需要が強まった。

これに対して、日銀は17日午前9時20分の定例金融調節で、即日スター トの4000億円の資金供給オペを実施し、過度な金利上昇を抑制する姿勢を示 した。それでも翌日物は0.5%を若干上回った水準での推移がしばらく続いた。

この日も引き続き、新しい積み期に向けた金融機関の調達意欲の強さや期 末接近に伴う取引などで、翌日物金利は強含む可能性が高い。

準備預金は5.5兆円程度の見通し

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金残高は前日比 6000億円減少の7兆2000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は5兆5000 億円程度となる見込みだ。

準備預金の積み上げペースを示す残り要積立額(1日平均)は4兆7600 億円となり、積み終了先(17日は1900億円)から推計した準備預金の中立的 な水準は5兆円程度とみられる。

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