大田経財相:急激な円高好ましくない-米信用不安の未収束が背景

大田弘子経済財政政策担当相は17日午後、 記者団に対し、外国為替市場で円が急騰していることについて「急激な変動は 決して好ましくない」とした上で、「この急激な変動が日本経済にどういう影 響があるのか非常に注意しながらみている」と警戒感を示した。

大田経財相は円高の「背景はアメリカの信用不安が収束しないことによる ドル安だ」と指摘した上で、「今アメリカの金融当局でいろいろ取られている 政策の効果を注意しながらみていきたいと思っている」と述べた。 また、米 連邦準備制度理事会(FRB)が16日(日本時間17日午前)、公定歩合を0.25 ポイント引き下げ3.25%とする措置を決めたことについては「可能な限りの金 融政策を講じているところだ」と述べるにとどめた。

同相は「円高が直ちに実体経済に影響を及ぼすわけでなく、じわじわとア メリカ経済の減速による影響が出てきている」と述べ、「米国向けの輸出がマ イナスになり、生産の伸びが鈍化してきている。下振れリスクが高まってきて いる」との認識を示した。

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