商品相場:原油や銅主導で下げる-CRB指数は56年以来の下げ

商品相場は17日、原油や銅、コーヒー主導 で下げ、下落率は過去最大となる可能性もある。米景気がリセッション(景気後 退)入りし原料需要が後退するとの観測が高まったことが要因。

ブルームバーグ・コンスタント・マチュリティ商品指数は、ニューヨーク時 間午後3時56分現在、前週末比4.5%安の1458.597と、集計が始まった1997年 10月3日以降で最大の下落率を示した。原油は過去最高値から反落。銅は過去8 週間で最大の下落率を示し、コーヒーは11%急落した。ロイター・ジェフリーズ CRB指数は、少なくとも56年以降で最大の下落率を示した。

米金融当局が16日、公定歩合を引き下げ、米証券大手ベアー・スターンズが 米銀大手JPモルガン・チェースに先週末の株式時価総額の10分の1未満で身売 りしたことを受け、株価は世界的に下落。資産規模35億ドル(約3400億円)の ヘッジファンド、トーラジ・キャピタル・マネジメント(ニューヨーク)の設立 者、ポール・トーラジ氏は先週、顧客に対し、商品の「行き過ぎた買い」が価格 の上昇につながっているとの見方を示した。

AGエドワーズ・アンド・サンズ(セントルイス)のアナリスト、エリッ ク・ウィッテナー氏は「市場関係者は、リセッションがどの程度、商品相場にと って強材料となるのかを再検討しているため、商品はほぼ全面安となった」と指 摘。「これまでの歴史から見ると、景気の減速は消費の後退につながっている」 との見方を示した。

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