【注目株】トヨタ自、新日石、武富士、イオン、NTT、川崎汽(2)

18日の材料銘柄は以下の通り。

トヨタ自動車(7203):18日付の東京新聞朝刊によると、最近の大幅株安 で企業が保有する株式に含み損が発生し、トヨタ自動車が抱えている含み損が 1兆円を超えていることが新光総合研究所の調査で分かったという。

新日本石油(5001):18日付の日経新聞朝刊は、新日石が九州石油を吸収 合併する方針を固めたと報じた。新日本製鉄や丸紅などの株主から九州石油株 を取得し、10月をめどに傘下に収める。原油相場が最高値を更新するなどで石 油元売りの経営が圧迫されるなか、合併で規模を拡大し、製油所の整理統合な ど経営の効率化を進めるという。

武富士(8564):今期(2008年3月期)の連結純利益予想を従来の433億 円から136億円に下方修正した。過去に国内普通社債(SB)300億円の償還 資金として手当てし、サブプライム問題の影響で清算に追い込まれた仕組み金 融取引の清算が完了。損失額が297億円と確定したため。また発行済株式総数 の0.86%に相当する120万株、30億円を上限に自社株買いを実施することも 発表した。

イオン(8267):ドラッグストアのCFSコーポレーションとの資本・業 務提携を強化することを決定したと発表。CFSへの出資比率を現在の15%か ら33.3%まで引き上げる。280万株を上限に友好的TOB(株式公開買い付 け)を実施した後、33.3%に達するまでCFSの第三者割当増資(最大600万 株)を引き受ける。

エルピーダメモリ(6665):台湾の半導体受託製造(ファンドリー)大手の 聯華電子(UMC)と提携し、国内でシステムLSI(大規模集積回路)のフ ァンドリー事業に参入する。両社が17日共同発表した。

オリンパス(7733):米投資顧問サウスイースタンアセットマネジメントが 大量保有するオリンパス株式の保有目的を変更したことが明らかになった。関 東財務局に提出された変更報告書(大量保有報告書)によると、オリンパス株 の保有比率を従来の5.63%から6.09%に引き上げたうえで、保有目的を「経営 陣に対して助言、又は重要提案行為を行うこと」に変えた。従来の目的だった 「純投資」は削除した。

NTT(9432):今期(08年3月期)の連結純利益予想を従来予想から

4.7%下方修正し、前期比5.9%増の5050億円にした。子会社NTTデータ (9613)の出向政策見直しと、厚生年金基金代行部分の年金資産返還完了に伴 う代行返上益見込み額の変動が理由。NTTデの連結最終利益は従来予想比 43%減の290億円に。

川崎汽船(9107):インドの製鉄・発電グループと石炭輸送契約を結んだ と発表。3種類の船で計10隻、10年間で、今年から順次輸送船を投入する。 10隻が出そろう2015年には年間輸送量が1200万トン、運賃総額が年200億円 を超える見通し。

吉野家ホールディングス(9861):3月20日午前零時から牛丼を全店舗で 24時間販売すると発表した。

日本航空(9205)、全日本空輸(9202):両社は17日、労働組合が19日に 国内線でストライキを計画しており、回避できないと欠航や遅延が発生する可 能性があると発表した。いずれも春闘での経営側の回答に不満があるためとし ている。国際線には影響がない。

江崎グリコ(2206):米系投資ファンドのスティール・パートナーズは2 月21日、筆頭株主として投資している江崎グリコの本社を訪問して「企業価 値向上のための提言」を提出した。株主資本利益率(ROE)8%を達成する ための自社株買い、特別配当を含む配当性向の恒常的な引き上げなどを求めた。 スティールが17日に電子メールで配布した資料で明らかにした。

スクウェア・エニックス(9684)、ニフティ(3828):両社はゲーム、動 画、音楽などを楽しめるエンターテインメント・ポータル(玄関)サイト事業 で業務提携すると発表。三次元の仮想空間サービスを利用し、夏をめどに開始 する。

ソフトバンク(9984):高齢者向け携帯端末「らくらくホン」を販売して いる国内携帯電話最大手NTTドコモ(9437)は、端末製造元の富士通 (6702)とともに17日、ソフトバンクモバイルが8日に発売した東芝 (6502)製端末の「かんたん携帯」の製造や販売を差し止める仮処分を東京地 裁に申請した。ドコモと富士通が同日発表した。

あさひ(3333):前期(08年2月期)は下期に既存店売上高の伸び率が鈍 化したことなどから前期業績は従来予想を下回ったようだと発表した。営業利 益は従来予想比18.2%減の14億4900万円になったもよう。前々期(07年2 月期)実績は13億3600万円だった。

フルキャスト(4848):2月度の連結売上高は前年同月比7.3%減だった。 今期(08年9月期)通期予想に対する5カ月累計売上高は36.9%にとどまる。

ガリバーインターナショナル(7599):上半期に広告宣伝費を抑制した結 果、車両取扱台数が減少したことなどから、前期(08年2月期)業績は従来予 想を下回ったようだと発表した。連結営業利益は従来予想比25%減の91億円 になったもよう。

タキヒヨー(9982):天候不順や衣料消費低迷の影響を受け、前期(08年 2月期)業績は従来予想を下回ったもようと発表した。連結営業利益は従来予 想比31%減の21億5000万円。

リンク・セオリー・ホールディングス(3373):市況悪化の影響を受け、 08年2月中間期の連結売上高は従来予想を下回ったが、在庫コントロールの強 化で粗利益率が改善し、経常損益は一転して4億3000万円の黒字になったよ うだと発表。従来予想は1億4500万円の赤字だった。米国の小売業界の先行 き不透明感から通期予想は据え置いている。

フジミインコーポレーテッド(5384):子会社の業績低迷から関係会社の 株式評価損などの特別損失を計上したため、今期(08年3月期)連結純利益予 想を従来予想比2.4%減の31億9000万円に下方修正した。

マツモトキヨシホールディングス(3088):発行済株式総数の5.08%に相 当する250万株、金額にして50億円を上限に自社株買いを実施すると発表し た。取得期間は3月19日から6月23日まで。

オリックス(8591):発行済株式総数の1.99%に相当する180万株、金額 にして300億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。取得期間は3月17 日から4月30日まで。

三菱電機(6503):今期(08年3月期)期末配当を1円増配して7円とす ると発表。年間配当は13円となる見通し。前期実績は10円。

エース交易(8749):年間配当を1株当たり5円増配し、35円(普通配当 20円、特別配当15円)にすると発表した。前回予想は30円。

アクセス(4700):発行済株式総数の9.1%に相当する5000株、金額にし て8億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。取得期間は4月1日から 09年3月19日まで。

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