武富士:今期の純利益136億円に、サブプライム関連損失297億円計上(2)

大手消費者金融の武富士は17日、2008年 3月期の連結純利益予想を従来の433億円から136億円に下方修正したと発表 した。過去に国内普通社債(SB)300億円の償還資金として手当てし、サブプ ライム問題の影響で清算に追い込まれた仕組み金融取引の清算が完了。損失額 が297億円と確定したためだ。同額を特別損失に計上する。

武富士は社債を期限前償還して金利負担を削減する効果のある仕組み金融 取引契約をメリルリンチ日本証券と締結。これにより社債債務をオフバランス 化していた。しかし、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題 の余波で、同仕組み取引に組み込まれていた債券価格が急落、流動性も低下し 清算を余儀なくされた。

武富士は同日、30億円を上限に自社株を取得すると発表した。株式数の上限 は発行済み株式総数の0.86%に相当する120万株。取得期間は18日から24日 まで。一方、期末配当については予定している90円に変更ないとしている。連 結純利益予想の下方修正は2月8日に続いて今年度2回目となる。

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