中国の中信証券:07年の利益は5倍増-株式ブームで手数料収入拡大

時価総額で中国最大の証券会社、中信証券 (Citic証券)が15日夜に発表した2007年通期決算は、純利益が前年比 5倍に増加した。中国の株式相場が約3倍に上昇したことから、取引手数料や 投資による収入が拡大した。

電子メールで送られた資料によれば、純利益は124億元(1株当たり4.01 元)と、前年の24億3000万元(同0.89元、修正値)から増加した。

中信証券など中国の証券会社は、昨年の株式ブームの恩恵を受けた。同国 では昨年、6040万件以上の証券口座が開設され、口座数は11倍以上の増加と なった。今年は中国株式指標のCSI300指数が22%下落したことから、取引 が減少し、証券会社は収益の伸びの維持で困難に直面する可能性がある。

APSアセット・マネジメントで23億ドル相当の資産運用に携わるレオ・ ガオ氏(上海在勤)は「中国の証券会社の熱狂的な成長期は去った」との見方 を示し、「年初来のすべての株式の取引量は市場予想の半分程度だ」と指摘した。

昨年の株式や投資信託の取引手数料は前年比5倍増の190億元となり、収 入全体の61.4%を占めた。

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