欧州債:2年債急伸、利回り一時2.93%-安全投資としての需要増加

欧州国債市場では2年債相場が急伸。 米連邦準備制度理事会(FRB)は16日、公定歩合の緊急引き下げを実 施。また米証券大手ベアー・スターンズは先週時点での時価の10分の1 を下回る価格での身売りに合意した。こうしたことが材料となり、安全 な投資先としての国債需要が高まった。

2年債利回りは1992年9月以来の大幅低下となった。FRBは金融 市場の崩壊を回避する努力の一環として公定歩合を引き下げた。また、 米銀JPモルガンは約2億4000万ドルでベアー・スターンズを買収する ことで合意した。

クレディ・スイス・グループ(チューリヒ)の債券ストラテジスト、 カーステン・リノウスキー氏は、「この危機の大きさはどの程度か。ベ アー・スターンズだけか、それとも他社もトラブルに見舞われているの か。依然、非常に多くの疑問が残っており、引き続き質への逃避買いが 見られるもようだ」と述べた。

2年債利回りはロンドン時間午後4時10分現在、2.96%。一時は前 週末比32ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、2.93%を 付けた。同国債(2010年3月償還、表面利回り3%)価格は0.18ポイ ント上昇し100.09。10年債利回りは同3bp低下の3.71%。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE