東京製鉄:4月も全品種値上げ-鉄スクラップ高騰で史上最高値

電炉最大手の東京製鉄は17日、4月契約分 の鋼材全品種について一般流通価格を1トン当たり前月比1万5000円(最大 19%)値上げすると発表した。2、3月に引き続き、主原料の鉄スクラップが 高値を更新しているうえ、マンガンやニッケルなど副原料、エネルギー価格の 上昇が続いており、3カ月連続と異例の値上げに踏み切る。

主力製品であるH型鋼は前月比1万5000円(16%)高の11万1000円とバ ブル期の高値7万円(1988年)を大きく上回り、バブル崩壊後の安値3万2000 円(1999年1月)からの上昇幅は3.5倍となっている。

各製品の4月の値上げ幅は一律1万5000円。価格は、厚板が11万7000円 (前月比15%高)、線材が同16%高の11万円、異形棒鋼は同19%高の9万5000 円。熱延コイルは幅広帯鋼で同18%高の10万円となる。

東京製鉄の株価終値は前週末比33円(2.9%)高の1183円。

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