短期市場:翌日物金利は0.5%を上回って推移か、新積み期入りで需要

短期金融市場の無担保コール翌日物は、日 本銀行の誘導目標である0.50%をやや上回って推移しそうだ。この日から準備 預金の新しい積み期間(3月16日―4月15日)に入ることや3月決算期末を 意識した取引で金融機関の資金需要が強まるとみられる。朝方に翌日物が上昇 すると、日銀は定例金融調節で即日分の資金供給オペを実施する可能性がある。

前週末14日の無担保コール翌日物の加重平均金利(速報)は、前日に比べ

0.036ポイント低い0.483%となり、1月4日(0.478%)以来、約2カ月ぶり の低い水準となった。2月分の準備預金の積み上げにメドを付けた金融機関の 資金調達意欲が後退した。

しかし、この日の取引では、3月分の新しい積み期に入るため、金融機関 の準備預金を積もうとする意欲が強まる。加えて、期末を意識した取引や債券 決済要因などで、調達意欲が強まる可能性が高いため、翌日物は0.50%を上回 っての推移となりそうだ。

準備預金は5.4兆円程度の見通し

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金残高は前週末比 4000億円増加の7兆4000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は5兆4000 億円程度となる見込みだ。

準備預金の積み上げペースを示す残り要積立額(1日平均)は4兆7900億 円となり、積み終了先などから推計した準備預金の中立的な水準は4兆8000億 円強とみられる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE