米国:チベット暴動鎮圧で中国は自制を-亡命政府は80人死亡と主張

ライス米国務長官は15日、中国のチベッ ト自治区で起きた大規模暴動の鎮圧で、中国政府に自制を求めた。今回の大規模 暴動は同自治区の暴動としては過去20年前後で最悪の事態となっている。

同自治区の中心都市ラサでは今月10日、宗教上の自由や仲間の釈放を求め た僧侶数百人による抗議行動が始まり、14日に暴動が発生。チベット仏教最高 指導者ダライ・ラマ14世の亡命政府が16日明らかにしたところによると、80 人の死亡が確認された。

これに対し、中国国営新華社通信は15日時点で、チベット自治区の当局者 の話として、10人が死亡したと伝えていた。

中国人民解放軍の首脳は15日、軍隊がデモ隊を鎮圧することはなく、警察 に対応を委ねる方針を示した。

中国は今年8月に北京五輪を控えており、チベット自治区に世界的な注目が 集まるのを回避しようとしている。

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