グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。指標のハンセン指数は週ベースでも前週に続き下落し た。中国がインフレ抑制の対策を強化することへの懸念や原油高が投資家を慎 重にさせている。

不動産会社の中国海外発展は9カ月ぶり安値、中国最大の製油会社、中国 石油化工(Sinopec)は11カ月ぶり安値でそれぞれ引けた。

ハンセン指数は前日比64.53ポイント(0.3%)安の22237.11と、終値とし て1月22日以来の安値。43銘柄中、上昇は11銘柄、下落は30銘柄、横ばい は2銘柄だった。前週末比では1.2%下落。ハンセン中国企業株(H株)指数 は1.7%安の11891.42と、終値ベースでは昨年8月17日以来の低水準。

中国海外発展(688 HK)は64セント(5.2%)安の11.64香港ドル。Si nopec(386 HK)は32セント(4.6%)安の6.68香港ドルと、2007年4月 2日以来の安値。

【中国株式市況】

中国株式市場で、CSI300指数は下落。週間ベースでは過去最大の下げと なった。中国人民銀行がインフレ抑制のため利上げを実施し、景気や企業収益 の伸びが鈍化するとの懸念が強まった。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は前日比1%安の4157.87。今週は10.04%の下落となり、週間ベース の下落率は2月1日までの1週間で記録した9.96%を上回った。今週は、300 ある構成銘柄中23銘柄を除きすべて下落した。

政府が一段のインフレ抑制策を発表するとの懸念から、CSI300指数は昨 年10月16日に付けた最高値から約3分の2の水準に落ち込んでいる。金利が さらに上昇すれば融資需要が後退するとの観測を背景に、招商銀行は約7カ月 ぶり安値を付けた。

ICBCクレディ・スイス・アセット・マネジメントで11億ドル相当の資産運 用に携わるチャン・リン氏(北京在勤)は「中国経済は転換期を迎え、その 後、減速に向かう可能性がある」とした上で、「状況は予想よりも悪い」と指 摘した。

人民元とドルの両通貨建てクレジットカード発行で中国最大手の招商銀行 (600036 CH)は0.95元(3.1%)安の29.32元。昨年8月1日以来の安値とな った。

【インド株式市況】

インド株式市場では、センセックス30種指数が1カ月で最大の上昇となっ た。前日の4.8%下落は売られ過ぎとの見方から割安感が浮上した。ダム建設 でインド最大手のジャイプラカシュ・インダストリーズが高い。

インド・ルピーが対ドル相場で続落するとの期待から、サティヤムコンピ ュータサービシズを中心にソフトウエア輸出会社が買われた。同国のソフトウ エア会社は売上高のほぼ半分を米国から得ている。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は前日比403.17ルピー(2.6 %)高の15760.52。同指数は前日、6カ月ぶりの安値を付けた。

ジャイプラカシュ(JPA IN)は3日ぶりに上昇し、17.15ルピー(7.8%) 高の236.25ルピーとなった。同銘柄は、バジャジ・オートに代わってセンセッ クス指数に採用された。サティヤム(SCS IN)は14.80ルピー(4.1%)上げ

378.85ルピー。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比71.0ポイント(1.4%)高の5206.9。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比15.36ポイント(1%)安の1600.26。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比49.60ポイント(0.6%)安の8161.39。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比33.46ポイント(1.2%)高の2839.01。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比6.51ポイント(0.5%)安の1194.84。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比3.73ポイント(0.5%)高の818.04。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比57.17ポイント(2.3%)安の2383.42。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比33.94ポイント(1.2%)安の2906.53。

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