2月米CPI:総合、コア指数ともに前月比変わらず-予想下回る

米労働省が14日に発表した2月の米消 費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比変わらず。ブルームバーグ・ ニュースが実施したエコノミスト予想中央値(0.3%上昇)を下回った。1月 は0.4%上昇だった。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も2月に前月比変わらず と、前月の0.3%上昇から減速。エコノミスト予想(0.2%上昇)を下回った。 コア指数が上昇しなかったのは2006年11月以来。

ソシエテ・ジェネラルの米経済担当チーフエコノミスト、スティーブン・ ギャラガー氏(ニューヨーク在勤)は「米連邦公開市場委員会(FOMC)に とって安どできる内容であったことは間違いないが、リラックスできるほどの 内容でもない。FOMCにとって、来週に利下げを実施する余地が広がったの は確実だ」と述べた。

前年同月比でCPIは4%上昇と、1月の4.3%上昇から減速した。コア CPIは2.3%上昇と、昨年10月以来で最低の伸びとなった。

エネルギー価格は0.5%下落と、昨年8月以来の大幅な下落。前月は

0.7%上昇だった、電力価格は05年12月以来で最大の下落率となった。ガソ リンや燃料油は下落した一方、天然ガスは上昇した。

価格下落は広範にわたっており、企業が集客目的で価格を引き下げている ことを示唆している。被服費や自動車、航空券がすべて下落した。医療費は

0.1%上昇と、07年3月以来で最小にとどまった。

一方、食料品は前月比0.4%上昇と、最近の上昇基調を維持した。1-2 月は前年同期比6.5%上昇した。

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