2月ユーロ圏CPI、予想上回る3.3%上昇-労働コストも高い伸び

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタッ ト)が14日発表した2月のユーロ圏消費者物価指数(CPI、改定値)は予 想を上回る前年同月比3.3%上昇となった。同日発表された2007年10-12 月(第4四半期)の労働コストの伸びも予想を上回り、欧州中央銀行(EC B)の利下げ余地はさらに狭まった。

2月のCPI上昇率は2月29日発表の速報値やブルームバーグ・ニュー スがまとめたエコノミスト42人の予想中央値を上回った。07年第4四半期の 労働コストの伸びは06年以来で最大だった。

先週のトリシェ総裁の発言を受けて、エコノミストらはECBの利下げ時 期予想を先送りしていた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グルー プ(RBS)のユーロ圏担当チーフエコノミスト、ジャック・カイユ氏は「原 油相場を主因に、インフレ見通しは悪化している」として、「3月のインフレ 率が3.4%に達するリスクも明らかにある」と話している。

2月の消費者物価の内訳を見ると、食料品が5.8%上昇と前月の5.4%上 昇から加速。エネルギー価格は10.4%上昇(前月は10.6%上昇)だった。

昨年第4四半期の労働コストは2.9%上昇と、06年1-3月(第1四半 期)以来の高い伸びだった。

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