イオン:12年度までにCO2総排出量を3割削減-300億円投資(2)

総合スーパー国内最大手のイオンは14日、 2012年度までの5年間で地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の総排 出量を06年度に比べ3割(185万トン)削減する目標を設定した。CO2総排 出量の削減目標を設定したのは国内小売業では初めて。12年度までの環境関連 への総投資額は300億円を計画する。

これまで小売業界では床面積・営業時間当たりのエネルギー消費は減ったも のの、店舗数の増加や営業時間の延長などでCO2総排出量は増えている。イオ ンの12年度の営業規模も06年度比で2割増となる見通し。岡田元也社長は同日、 都内で会見し、「達成は難しいが、総量ベースでやることに意味がある」と述べ、 環境に投資を振り向ける意向を示した。

CO2を削減するため、貨物列車やハイブリッド車両の利用など輸送手段を 見直すほか、グループ全体の約7割に相当する全国1000店舗でレジ袋の無料配 布を中止する。太陽光発電を200店舗に導入する。シャープ、京セラ、三洋電機 などのメーカーと話し合いを進めているという。

太陽光発電を導入しているのは07年度実績で37店舗。レジ袋無料配布の中 止は08年2月末現在、21都市42店舗で実施している。

イオンの株価終値は前日比28円(2.6%)安の1032円。

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