【個別銘柄】オハラ、レオパ、鬼ゴム、不動産流動化、ミライア、日医

14日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは次の通り。

オハラ(5218):午前終値は8.7%高の1496円。デジタルカメラ向けを 中心に光学プレス品が好調に推移、情報製品は収益性が高まっている。13日 発表の第1四半期(2007年11月-08年1月)連結営業利益は前年同期比で増 益を確保。今期(08年10月通期)計画に対する進ちょく率が62%と高く、原 材料高がメーカーの足かせとなる中、増益を確保できる企業と評価された。

レオパレス21(8848):6.3%安の1748円。法改正に伴う建築確認審査 の遅れで工事期間が長期化したうえ、一部物件で竣工が翌期以降にずれ込むこ とを理由に、今期(08年3月期)の連結業績予想を13日に下方修正。減収・ 大幅減益見通しにしたことで、投資家の失望売りが膨らんだ。

鬼怒川ゴム工業(5196):18%高の167円と急騰。同社は13日、経営合 理化などで業績向上に努めた結果、今期(08年3月期)末の復配が可能にな ったとして、1株当たり期末配当金を3円にすると発表した。2期ぶりとなる 復配を好感する買いが優勢となった。

アーバンコーポレーション(8868)など不動産流動化関連株:アーバンコ ーポは17%安の415円。世界的な信用不安の高まりで新規投資の資金調達が 厳しくなっていることなどから、軒並み安い。この日の東証REIT指数は昨 年来安値を更新。アトリウム(8993)、ケネディクス(4321)、ランドビジネ ス(8944)、クリード(8888)、ジョイント・コーポレーション(8874)、ゴ ールドクレスト(8871)、ゼクス(8913)、サンケイビル(8809)なども下落。

ミライアル(4238):3.7%安の2850円と反落。減価償却費の増加などで、 営業増益率が前期(08年1月期)の15%から今期は4.6%に低下する見通し。 半導体需給も不透明で、同社が手掛ける大型ウエハー向け容器の出荷モメンタ ム(勢い)の改善具合を見極めたいとして、薄商いの中、売りに押された。

アスクル(2678):2.1%安の1910円と続落。内需低迷や原材料価格の上 昇などから主要顧客である中小企業の収益が悪化、オフィス家具の販売低迷な どで売り上げが急減速傾向にある。年間最大の商戦である3-4月を控え、収 益環境の厳しさが再認識した売りが優勢となった。

クミアイ化学工業(4996):3.4%高の184円と4日続伸。国内で水稲用 除草剤や園芸用薬剤が好調に推移、業績は期初計画通り、進ちょくしている。 バイオエタノールの需要拡大のあおりを受けて海外で綿用除草剤が落ち込む中 でも、収益予想の達成は可能と見られた。

バンダイナムコホールディングス(7832):3.4%高の1293円と3日ぶり に反発。東京都内に保有する賃貸用の店舗用地を今月末に売却し、特別利益を 計上する見込みとなり、今期(08年3月期)の純利益予想を上方修正した。 資産の効率化を評価した買いが先行、同時に発行済み株式の3.14%に相当す る自社株買いを発表したことも株高につながった。

日医工(4541):5.6%高の2640円。同業中堅のテイコクメディックス (さいたま市)を買収することで基本合意した。規模拡大による営業効率の向 上や業界再編進展で後発薬メーカーの地位向上などが期待されている。

アゼル(1872):18%安の151円。マンション分譲事業の悪化、ファンド 向け商品の契約・引き渡し時期が先送りされたことを理由に、今期(08年3 月期)連結業績予想を大幅に減額。1億円の黒字と見込んでいた最終損益は 33億5000万円の赤字に転落する見通しで、40人の希望退職者を募集する。

シャープ(6753):2.3%高の1776円。14日付の日本経済新聞朝刊は、 同社の片山幹雄社長のインタビュー記事を掲載。携帯電話機事業で中国市場に 参入する方針を明らかにした、と伝えた。北京五輪商戦前の6月にも販売を開 始するという。一方、液晶テレビ用パネルについては、堺市の新工場がフル稼 働する「2010-11年に世界シェア30%を目指す」とした。

日本トイザらス(7645):7.9%高の640円。来期(09年1月期)は2店 の出店と10店の改装を計画、独自企画の玩具や欧米の高品質な商品を導入し、 増収増益を図る。単独純利益は前期比3.8倍の10億円となる計画で、EPS は64円72銭と見込む。前期(08年1月期)決算は、売上高が前の期比1.6% 減の1913億円、営業利益が同74%増の27億円と、会社側想定に沿った内容。

綜合臨床ホールディングス(2399):8.4%安の4万7200円。医療機関が 行う治験(臨床試験)の数が増えている上、同社の提携先施設も拡充、08年 1月中間期の連結経常損益は1億1200万円の黒字となったもよう。前年同期 は1億3100万円の赤字だった。今期(08年7月期)業績予想は据え置き、純 利益は前期比25%増の1億2500万円となる見込み。

タカショー(7590):19%安の284円。改正建築基準法の施行に伴う住宅 着工件数の減少でプロユース部門が低迷、想定外の円高で為替差損も発生し、 08年1月通期の連結純利益は前の期比58%増の2億8900万円となったもよう。 前回予想は4億8000万円で、40%の下振れとなる。年間配当を従来予想の11 円50銭から10円に減額。

エスティック(6161):13%安の9万8000円。主力販売先の自動車関連 業界の設備投資状況が想定ほど伸びてこないとして、今期(08年3月期)の 純利益予想を2億7700万円から1億7900万円に36%減額修正した。新しい EPS予想は1万2605円06銭。

メビックス(3780):17%安の15万円でストップ安売り気配。大規模臨 床試験を支援する管理システムの大型受注案件の売り上げ計上が来期に持ち越 されることなどを理由に、08年4月期の連結業績予想を減額修正した。純利 益は6300万円と、55%の増益予想が一転、72%の減益となる予定。

ドトール・日レスホールディングス(3087):2.9%高の1887円。14日 付の日経新聞朝刊によると、今期(09年2月期)の連結営業利益は前期推定 比15%増の115億円前後の見込み。3月から主力のコーヒーチェーン事業で 値上げを実施し、コーヒー豆など食材価格の高騰分を吸収、赤字店舗の閉鎖を 進めるという。売上高は14%増の1150億円前後になると伝えている。

ケア21(2373):7.7%高の3万2300円。保有してきた上場有価証券1 銘柄を2億2000万円で売却したとして、08年10月通期の連結純利益予想を 1億1000万円から2億2000万円に増額。新しいEPS予想は8892円48銭。

TDK(6762):1.3%安の6310円。JPモルガン証券は13日、目標株 価を8300円から7500円に引き下げた。

日本電産(6594):4%高の6740円。JPモルガン証券は13日、投資判 断を「中立」から「オーバーウエート」に変更した。

くらコーポレーション(2695):0.4%高の23万3000円。顧客満足度を 高めるための施策が奏効し、08年10月期第1四半期(07年11月-08年1 月)の既存店売上高が順調に伸びた。もっとも食材費の上昇が響いて通期利益 計画に対する進ちょく率は低く、先行き不透明感から上値は重い状況となった。

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