伊吹氏:市場介入「日本だけでは困難」-適正評価ならドルを支持(2)

自民党の伊吹文明幹事長は14日午前、国会 内での記者会見で、1ドル=100円台と円高基調の外国為替相場を踏まえ、日 本の通貨当局による円売り・ドル買いの市場介入の必要性について、「介入によ って操作するかどうかだが、今の経済情勢、通貨政策から言って、日本だけでは なかなか難しいだろう」と述べた。

その上で、「だから日本もできるだけ早く日本銀行のトップを決めて、ほかの 中央銀行と通貨政策について話し合う必要がある」と述べ、各国の中央銀行に よる協議が必要だとの見解を示した。

伊吹氏は現在の為替動向について、「投機的な動きだ。急激な円高は決して 望ましくない」と言明。ポールソン米財務長官が13日、「強いドルが国益にかな う」などと述べたことを支持するかどうかについて、「それはわたしが申し上げるべ きではない。それは政府・与党というのは難しい。『強いドル』が何を意味するか 分からないが、適正に評価されたドルは当然支持するということだ」と語った。

対応の検討必要な範囲に接近-二階氏

また同党の二階俊博総務会長(元経済産業相)は14日午前、国会内での記 者会見で、為替相場について、「日々の相場についてコメントするのは適当では ない」としながらも、「今の事態は真剣に対応を考えなければならない範囲に近 づきつつあるというのが基本的認識だ」と指摘。「あらゆる対応を怠りなく迅速に やっていただくよう、政府側と十分話し合いたい」と語り、政府に柔軟な対応を求 めた。具体的な対策に関しては「所管ではないので政府でお考えいただきたい」 と述べるにとどめた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE