鬼怒ゴム株が急騰、2期ぶり復配を好感-経営合理化進み業績上向く

自動車関連ゴムなどを製造販売する鬼怒 川ゴム工業の株価が急騰。前日比11%高の157円で取引を開始し、一時は23 円(16%)高の164円まで上げ幅を拡大した。同社は13日、経営合理化など で業績向上に努めた結果、今期(2008年3月期)末の復配が可能になったとし て、1株当たり期末配当金を3円にすると発表した。2期ぶりとなる復配を好 感する買いが優勢となっている。

同社株の過去半年のチャートを見ると、1月22日の80円を底に反発。特 に2月12日以降に上げ足を速め、同25日には昨年8月来、およそ半年ぶりの 高値水準となる179円を付けていた。同社の07年9月中間期における1株当 たり純資産は132円86銭。上昇基調を強めるきっかけになったのが、2月8 日の取引終了後に発表された2008年3月期業績見通しの増額修正だ。

会社側が見直した今期の連結売上高計画値は前期比6.8%増の650億円で、 従来比30億円の上積み。営業利益も17億円から30億円(前期比39倍)、経 常利益も16億円から29億円(同20倍)に上方修正している。主要得意先の 生産増加による売り上げ増、北米子会社の営業損失の半減、グループを挙げた 構造改革、人員削減などの効果などを理由に挙げた。

一方、連結純損益見通しに関しては4億円の黒字(前期は14億円の赤 字)を据え置き。前期発生した北米での製品不具合で、15億円の追加引当が見 込まれ、これを特別損失として計上する影響が出る。

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