【注目株】三井住友F、シャープ、バンナムH、日医工、アスクル(2

14日の材料銘柄は以下の通り。

三井住友フィナンシャルグループ(8316):14日付の読売新聞朝刊による と、傘下の三井住友銀行が東京都内の不動産会社の紹介で行った中小業者60 数社への融資がずさんだったという。約3年間で総額約170億円を融資し、う ち100億円以上が回収不能になっているという。同行は、ブルームバーグ・ニ ュースの問い合わせに対し今のところ回答していない。

シャープ(6753):14日付の日本経済新聞朝刊は、同社の片山幹雄社長の インタビュー記事を掲載。携帯電話機事業で中国市場に参入する方針を明らか にした、と伝えた。北京五輪商戦前の6月にも販売を開始するという。一方、 液晶テレビ用パネルについては「(堺市の新工場がフル稼働する)2010-11年 に世界シェア30%を目指す」とした。

バンダイナムコホールディングス(7832):紀伊国屋スーパーに貸与して いた東京都港区南青山の所有地を売却、167億円の特別利益が見込めるとして、 2008年3月期の連結純利益予想を165億円から310億円に88%引き上げた。 新しい1株利益(EPS)予想は122円01銭で、ブルームバーグに登録され た14人のアナリスト予想の平均69円69銭を75%上回る。また、発行済み株 式の3.14%に相当する800万株の自己株買いも決議。

日医工(4541):14日付の日本経済新聞朝刊によると、日医工は今夏にも 同業中堅のテイコクメディックス(さいたま市)を買収する。売り上げ規模は 約420億円に増大し、後発薬業界のトップになるという。日医工はテイコクの 親会社帝国製薬(香川県東かがわ市)から全株式を60億-70億円で取得し、 完全子会社化するという。

アスクル(2678):顧客の増加などで中小企業向けオフィス用品が好調に推 移、07年6月-08年2月期(9カ月累計)の連結営業利益は前年同期比40% 増の71億円となった。据え置かれた通期計画(97億円)に対する進ちょく率 は73.3%。第3四半期(07年12月-08年2月)は購入顧客数が5.9%増加、 客単価の落ち込みも0.5%にとどまり、営業益は同12%増の27億円だった。

ミライアル(4238):半導体材料のシリコンウエハ容器の製造を手掛ける。 計画通り39%増収の15%営業増益を確保したとして、08年1月期の年間配当 を60円に引き上げた。前回予想は55円だった。07年8月1日付で実施した1 株につき2株の株式分割を考慮すると、実質15円の増配。09年1月期の連結 営業利益目標は前期比4.6%増の53億円。

レオパレス21(8848):改正建築基準法施行の影響でアパートの建築請負 事業が低迷、08年3月期の連結純利益予想を165億円から3億円に98%引き 下げた。分譲戸建て住宅事業も下振れしたほか、急激な円高ドル安で為替差損 を計上することもマイナスに働くという。

日本トイザらス(7645):09年1月期は2店の出店と10店の改装を計画、 独自企画の玩具や欧米の高品質な商品を導入し、増収増益を図る。単独純利益 は前期比3.8倍の10億円となる計画で、EPSは64円72銭と見込んだ。08 年1月期決算は、売上高が前の期比1.6%減の1913億円、営業利益が同74% 増の27億円で、会社側の想定に沿った内容となった。

綜合臨床ホールディングス(2399):医療機関が行う治験(臨床試験)の 数が増えている上、同社の提携先施設も拡充、08年1月中間期の連結経常損益 は1億1200万円の黒字となったもよう。前年同期は1億3100万円の赤字だっ た。08年7月通期の業績予想は据え置き、純利益は前期比25%増の1億2500 万円となる見込み。

タカショー(7590):改正建築基準法の施行に伴う住宅着工件数の減少で プロユース部門が低迷したほか、想定外の円高で為替差損が発生、08年1月通 期の連結純利益は前の期比58%増の2億8900万円となったもよう。前回予想 は4億8000万円だったため40%の下振れとなる。年間配当を従来予想の11円 50銭から10円に減額。

アゼル(1872):マンション分譲事業が悪化したことに加え、ファンド向 け商品の契約・引き渡し時期が先送りされたことを理由に08年3月期の連結 業績予想を大幅に下方修正した。1億円の黒字と見込んでいた最終損益は33 億5000万円の赤字に転落する見通しで、40人の希望退職者を募集する。

オハラ(5218):デジカメ向けの光学プレス品やハードディスク基板材な どが伸長、07年11月-08年1月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期 比5.8%増の20億円となった。地域別の営業利益額は、日本が同27%減の9 億1400万円、アジアが同1.3%増の6億7000万円、欧州が同56%増の2億 1400万円、北米が同3.6%増の7600万円。発行済み株式総数の4.51%に相当 する115万株を上限に自己株買いを行う。

メディカル一光(3353):調剤薬局事業が想定より好調だったとして、08 年2月期の連結営業利益が従来予想6億3100万円に対して7億100万円に 11%上ぶれたもよう、と発表。前の期比では64%の増益。当期から運営を開始 した介護事業2施設が収益に寄与したほか、原価低減も奏功したという。

クミアイ化学工業(4996):利幅の大きい米国向けの綿用除草剤が前期に 前倒しで買われた影響で、在庫調整が起こり低迷、07年11月-08年1月期 (第1四半期)の連結営業利益は前年同期比61%減の2億4400万円となった。 据え置かれた通期計画(5億5000万円)に対する進ちょく率は44.3%。国内 向けの水稲用除草剤や園芸用薬剤は順調。

くらコーポレーション(2695):出店費用の増加やすし種などの食材価格 高騰で収益性が低下、07年11月-08年1月期(第1四半期)の単独営業利益 は前年同期比2.3%減の5億8200万円に低下した。据え置かれた通期計画(33 億円)に対する進ちょく率は17.7%。期中に7店を出店、直営店舗数は192と なった。

ミロク(7983):猟銃の金型などの減価償却費負担が増加したほか、大型 の工作機械の受注が減少、07年11月-08年1月期(第1四半期)の連結営業 利益は前年同期比76%減の6000万円に低下した。据え置かれた通期計画(10 億6000万円)に対する進ちょく率は5.7%。主力の米国事業は景気減速の影響 を受け始めているが、散弾銃、ライフル銃ともに販売数量は伸長、連結売上高 は1%増の38億円となった。

オザキ軽化学(7899):多層チューブフィルムの原料となる樹脂原料価格 が高騰、07年5月-08年1月期(9カ月累計)の営業利益は前年同期比28% 減の5200万円に低下した。据え置かれた通期計画(6000万円)に対する進ち ょく率は86.7%。9カ月累計の売上高は同3.2%増の19億8200万円で、ホイ ップ用を含めた畜産用途が伸びた。

エスティック(6161):主力販売先の自動車関連業界の設備投資状況が想 定ほど伸びてこないとして、08年3月期の純利益予想を2億7700万円から1 億7900万円に36%減額修正した。新しいEPS予想は1万2605円06銭。

メビックス(3780):大規模臨床試験を支援する管理システムの大型受注 案件の売り上げ計上が来期に持ち越されることなどを理由に08年4月期の連 結業績予想を減額修正した。純利益は6300万円と、55%の増益予想が一転、 72%の減益となる予定。

ケア21(2373):保有してきた上場有価証券1銘柄を2億2000万円で 売却したとして、08年10月通期の連結純利益予想を1億1000万円から2億 2000万円に引き上げた。新しいEPS予想は8892円48銭。

ドトール・日レスホールディングス(3087):14日付の日本経済新聞朝刊 によると、同社の09年2月期の連結営業利益は前期推定比15%増の115億円 前後となる見込み。3月から主力のコーヒーチェーン事業で値上げを実施し、 コーヒー豆など食材価格の高騰分を吸収、赤字店舗の閉鎖を進めるという。売 上高は14%増の1150億円前後になると伝えている。

資産運用関連:日本の投資信託協会が13日発表した2月の投信概況によ ると、ファンドオブファンズなどの販売鈍化に伴い、株式投信への資金純流入 額は3659億円と、この1年間の平均1兆1000億円を大きく下回った。世界の 金融市場が依然不安定なことから、投資家は購入に慎重な姿勢を継続している。

鬼怒川ゴム工業(5196):経営合理化の進展に伴い業績も改善、08年3月 期に3円の年間配当を行う。復配は2期ぶり。

A.Cホールディングス(1783):10株を1株に併合する。効力発生は7 月1日で、5月22日の臨時株主総会の決議を経て正式決定する予定。

アプレシオ(2460):複合カフェ事業が低迷、2期連続の赤字で自己資本 が大きく毀損(きそん)されているとして、全国6万室のホテルにブロードバ ンドで映像配信を行うブロードティーヴィ(兵庫県神戸市)や貸会議室事業な どを手掛けるティーケーピー(東京都中央区日本橋)を対象に約1億円の第3 者割当増資を行う。ファイナンス後の発行済み株式総数は26%増えて2万312 株となり、ブロードは3000株を取得して第2位株主になる予定。

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