英国債:上昇、2年債利回り3.87%-信用損失拡大懸念で需要高まる

英国債相場は3日ぶりに上昇。米投資会社 カーライル・グループ傘下の住宅ローン担保証券(MBS)ファンドが債務再編 で債権団と合意できなかったことを受けて、信用損失拡大への懸念が再燃し、安 全投資としての国債需要が高まった。

景気下支えのために利下げが実施されればインフレ加速が伴うとの見方から、 ここ1週間で最小の幅だった2年債と10年債の利回り格差は拡大した。カーラ イルのファンドが債権団に資産を差し押さえられる見込みであると明らかにした ことを背景に、世界的に株式相場が下落し、ドルの対ユーロ相場は過去最安値を 更新した。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の金利スト ラテジスト、アンディ・チェイター氏は、「ヘッジファンド懸念でリスク資産が 打撃を受けた」と指摘。同氏は2年債利回りが今月中に4.30%まで上昇する可 能性があるとみている。

2年債利回りはロンドン時間午後4時52分までに、前日比8ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)下げ3.87%。同国債(2009年12月償還、表面利 回り5.75%)価格は0.14ポイント上げ103.12。10年債利回りは6bp下げ

4.35%となった。

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