欧州債:上昇、2年債利回り3.29%-信用損失拡大懸念で需要高まる

欧州国債相場は上昇。米投資会社カーライ ル・グループ傘下の住宅ローン担保証券(MBS)ファンドが債務再編で債権団 と合意できなかったことを受けて、信用損失拡大への懸念が再燃し、安全投資と しての国債需要が高まった。

欧米の株式相場の下落を背景に、ドイツ2年国債相場は3日ぶりに上昇した。 ユーロの対ドル相場が過去最高値を更新し、欧州からの輸出が抑制されるとの懸 念が広がったことも、国債相場の押し上げ要因となった。

ピクテのグローバル債券責任者、ミカエル・マンハイム氏(ジュネーブ在 勤)は、「流動性問題ではまだ困難を脱していない」と述べ、「質への逃避では ドイツ国債が好まれる」と指摘した。

2年債利回りはロンドン時間午後4時45分までに、前日比6ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)下げ3.29%となった。同国債(2009年12月償還、 表面利回り4%)価格は0.11ポイント上げ101.16。10年債利回りは同2bp下 げ3.75%。

この日の2年債に対する10年債の上乗せ利回りは46bpに拡大。前日は42 bpと、1月16日以降で最小となっていた。

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