INGのターナー氏:日本の単独介入はない、協調介入にも懐疑的

INGグループの為替調査責任者クリ ス・ターナー氏(ロンドン)はドル安と中銀によるドル支援協調行動の可能性 について、以下の通りコメントした。

13日の外国為替市場ではドルが1995年以来初めて対円で100円を割り込 んだほか、対ユーロでも最安値を更新した。

「長引く信用懸念やアジア株式市場での大規模な損失が市場では短期的な 材料となっているが、現実的にみると、これはドル安加速の長期トレンドの一 部にすぎない。ドル安傾向は昨夏に信用問題が起こり、米連邦公開市場委員会 (FOMC)が積極的な利下げで対応して以来続いている」

「今のドル・円相場の水準では当然、為替介入の観測を招くが、当社は日 本による単独介入はないと考えている。これはドルの問題であり、円の話では ないからだ」

「残る可能性としては協調介入がある。ドルが1日に3%下落し始め、世 界的に株式相場を押し下げることになれば、当社は協調介入実施の可能性を排 除できないと考えている」

「しかしながら金融政策当局者は、FOMCが50もしくは75ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01ポイント)の追加利下げを実施する用意があるなかで、 急いでドル買い介入を決定することを非常に警戒するだろう。というのも、介 入失敗は介入しないよりも悪いからだ」

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