中国株(午前):CSI300指数、8カ月ぶり安値-宝山鋼鉄が安い

13日午前の中国株式市場で、CSI300 指数は約8カ月ぶりの安値に下落。インフレ抑制と景気減速を目指し、当局が 利上げするとの観測が広がった。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比87.55 ポイント(2%)安の4222.10。このままいけば、昨年7月24日以来の安値 となりそうだ。値下がり銘柄と値上がり銘柄の割合は約7対1。

広発基金管理で2億1200万ドル相当の資産運用に携わる陳仕徳氏(広州在 勤)は、「政府のこれまでのマクロ経済政策と今後の政策で、企業収益の伸び が勢いを失うとの懸念が市場に満ちているようだ」と述べ、「目下見られるの はパニック売りだ」と指摘した。

中国国際航空や宝山鋼鉄が安い。燃料や原材料コストが急上昇するなかで、 金利がさらに上昇すれば、需要が後退するとの懸念が響いた。中国石油化工(S inopec)は5営業日続落。原油相場が過去最高値付近で取引されるなか、 原材料コストの上昇で収益が打撃を受けるとの観測が強まった。

時価総額で世界最大の航空会社、中国国際航空(601111 CH)は1.27元 (7.1%)安の16.52元。国内最大の製鉄会社、宝山鋼鉄(600019 CH)は

0.62元(4.3%)安の13.88元。アジア最大の製油会社、中国石油化工(600028 CH)は0.80元(5.4%)安の13.95元。

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