中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値更新-1ドル=7.1元の水準突破

中国の外国為替取引では、人民元が1ド ル=7.1元の水準を突破し、2005年7月のペッグ(連動)制廃止後の最高値を 更新した。ドルが主要通貨に対し下落していることに加え、中国人民銀行がイン フレ抑制を目指していることが背景となっている。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午 前10時6分(日本時間同11時6分)現在、前日比0.1%高の1ドル=

7.0971元。ドルは円に対して13年ぶり安値、ユーロに対し過去最安値を付け ている。

人民元の上昇は輸入物価の低下と輸出品価格の高騰につながるため、11年 ぶり高水準のインフレ抑制と景気過熱の回避を目指す中国政府にとって追い風と なる可能性がある。

米ゴールドマン・サックス・グループのエコノミスト、トマス・ストルパ ー氏(ロンドン在勤)は10日付のリポートで、人民元上昇ペースの加速が「近 い将来起こりそうだ」とし、「中国当局者は、より速いペースでの人民元上昇と いう次の段階に向けて準備を整えているところかもしれない」と指摘していた。

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