1-2月の中国鉱工業生産:前年比15.4%増に鈍化-暴風雪で工場閉鎖

中国国家統計局が13日発表した1-2月 の鉱工業生産は、前年同期比15.4%増と、昨年12月の17.4%増から伸びが減 速した。輸出が鈍化したほか、過去50年で最悪といわれる暴風雪により、一 部地域で工場が閉鎖されるなどの影響が出た。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト18人の予想中央値は、 同16.9%増だった。

生産の伸びは鈍化したが、2月のインフレ率が過去11年で最大の伸びに なったことなどから、中国の景気過熱に対する政府の懸念を緩和するには不十 分な可能性が強い。ブルームバーグ・ニュースが今週エコノミストを対象に実 施した調査によると、中国当局は年内に少なくとも1回は追加利上げを実施す る見込みだ。

大和総研(香港)の上級エコノミスト、ケビン・ライ氏は「鈍化は悪天候 が主因で、外需減速とともにこのトレンドが続く公算が大きい」としながらも、 「中国の政策担当者は成長減速より、インフレの上振れリスクに注目するだろ う」と述べた。

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